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弥園玲子(みそのれいこ)

大阪府出身。万博の年に生まれる。大人になるまでさほど興味がなかった着物。歌舞伎鑑賞を機に初めて自分で着物を購入。そこから着物熱に火がつく。まだ幼かった子供を預け、着付け教室に通う。

2007年“気軽に、楽しく、そして美しく”がコンセプトの着付け教室「ときどき、きもの。たいむとらべる」をスタートする。
「ヘアーメークスタジオcubic」 「こども写真城スタジオアリス」などで着付けを担当。
現在、本や着付けの仕事を通してさらに独学の日々が続いている。
夫1人、子供2人の4人暮らし。

なにかと敷居が高いと思われがちの着物ですが昔の人はみんな着物で過ごしていたのです。大丈夫!私たちももっと着物を楽しみましょう!!着物に体を包まれる安心感と心地良さはたまりませんよ。なんと言っても着物だとまわりの方が大事に扱ってくれますし。ぜひ皆さんも普段の暮らしから晴れの装いまで広く着物を取り入れてくださいませ♪

わたしは長い間、「着物姿というものは雑誌に載っているようなしわのない着付け」だと思っていました。しかし普段の暮らし(ケ)で着物をきるのであればそんなことは無理です。着物をきる機会がどんどん増えるにしたがって、礼装でないのであればむしろきっちりしているだけではつまらない、とさえ思うようになりました。おばあちゃまや昔の人の力の抜けた着物姿の方が素敵に見えるからです。

「ハレ」の着物’の場合、格などの決まり事をきちんと守ることは礼儀だと思いますが、ご自身で着物’をきる場合は、ひもの数が少なく、出来るだけ簡単に、そしてなによりもご自身が気分良くきられて、楽しい時間を過ごせることが大事。特別な道具を使わずに昔からの手結びでレッスンを進めています。(便利グッズがお好きであればお使いになるのも良いと思いますが、それがないと着付けが出来い…という状態は違うと感じております。)その人その人の体形の良さを生かしつつ、欠点がカバーできるような着付けをしたい、お教えしたい。着姿というものは、ほんの少し着付け方を変えただけでニュアンスを変えることが出来るおもしろいものです。そんなディープなところまで手が届くようにと、マンツーマンレッスンを行っています。

着物の世界も最近ではだんだんと変化していて、インターネットで手軽に着物が買えるようになりました。(呉服屋さんはなかなか敷居が高いですものね。)そして、洋服やかばんに使われる木綿生地の着物など新しいものも販売されていて、洋服にしか馴染みがない若い方でも気軽に着物をたのしめるようになってきています。昔からのコーディネートはもちろ
ん、今の時代に合ったコーディネートのアドバイスもさせて頂いております
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「おしゃれが好きな方にこそ、おすすめしたいのが着物です。」

ときどき、きもの。たいむとらべる
nemasuzushi@gmail.com
090-8376-2054